Jazzピアノ大好きucoです。
今朝、最初にピアノを習った先生が亡くなりました。
9:20。
2日前に会いに行きました。
(このピアノの先生は、元旦那のお母さんで・・。)
何年もパーキンソン病と癌を患っていて、自宅療養されていました。
5年くらい前に手術をして、頭の中に器具を入れて体に刺激を与えるようにしたり・・。
そうしてここまで頑張って来られました。
温かい旦那様と、子ども3人、孫7人。
自宅で、みんなに見守られて逝かれた、幸せな人生。
素敵だなぁぁ!!って思ったのは、2日前に行ったとき、先生はベッドに横たわって、聴くことくらいしかできなくて。
おじいちゃん(旦那様)が、おばあちゃん(先生)の大好きな音楽をひたすらYoutubeで流して聴かせていたことです。
2人はとても音楽が好きで、昔、おじいちゃんの会社の合唱部で、おばあちゃんが伴走者として来ていて知り合いました。
(私の父もその合唱部にいました・・)
おじいちゃんは歌やハーモニカが好きで、おばあちゃんは音大を出てピアノの先生。
だから、晩年も二人で歌って伴奏して、2週間前までやってたらしい・・。
私は小さい頃、父と同じ会社の家族ぐるみで仲のよかったその先生に、ピアノを習い始めました。
2人の兄も習っていたから、一応3歳から教えてもらったらしい・・。
とってもエレガントで優しい先生で。
バイエル、ハノン、チェルニー、バッハ、ブルグミュラー、ハイドン、モーツアルト、ショパン。
バッハとショパンがお気に入りでいっぱい教えてもらったけど、チェルニーとモーツアルトのソナタも結構やらされたなぁぁ・・。
小3の時に、父が転勤になってマレーシアに行くことになり、先生とは一旦お別れしました。
マレーシアでは現地の先生に半年付いたけど、あまり印象になくて、覚えていることと言えば、家で練習をしている時にウトウトしてたら、母にひっぱたかれて鼻血が出て、胸のあたり血だらけになったことくらいかなぁ・・。
その後、シンガポールに転勤になって。
しばらくしたら、このピアノの先生一家も、同じ会社で、シンガポールに転勤になった・・。
それで、またこの先生に習いに行くことになりました。
シンガポールで2年くらい。
だから、計8~9年ほど習ったと思う。
日本に帰国してから、すぐに中学受験をして。
受験が終わってから、友達に紹介してもらった近所のピアノの先生。
なんだか選曲とかイマいちで、1年で辞めました。。
その選曲って、いわゆるクラシックじゃなくて、少しジャズの要素が入ったものでした(笑)
楽譜に書かれた、変なジャズ・・。
全然いいと思わなかった。
もっと更にショパンの難しいのとか綺麗な曲をやりたかったけど、そんな雰囲気ではなくて。
当時はまり出したハードロックやエレキギターに転向していったなぁ・・・(笑)
親がずっとあちらのご家族と仲がよくて、繋がっていて。
いろいろご縁があって、ご長男と結婚し離婚した・・笑!!
笑えるけど、とても縁のある先生でした。
こんなにいい先生だったから、離婚騒動の時も、あまり嫁姑問題にはならなくて・・。
離婚後も、子どもを連れて会いに行くと、「またピアノ弾きに来てね!!」ってグランドピアノが居間にデーン!!ってあって。
音楽大好きな息子たちや甥姪たちと演奏したり。。
この先生に教えてもらったから、いろんな人が音楽を楽しむことができている!!って、本当にいい先生でした。
2日前に先生に、「今私が楽しんでピアノを弾くことができるのは、本当にお義母さんのおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです。」って伝えました。
そしたら、手をギュューー!!って握り返してくれて。
感激でした(T_T)・・。
その力の強さ・・、一生忘れない。。
なんだか寂しいけど、最後、あまり長引かずにお迎えが来てくれてよかった・・と思います。
お葬式とか・・。
先週、事務所の所長に概要を伝えたところ、「忌引きにはならないから、休むなら有給な!!」って言われました(笑)
予定どうなるかな~・・。