昨日、中2の次男の吹奏楽演奏会がありました。
コロナウィルスが流行り始めて、2020年夏は吹奏楽コンクールが中止になり、初めての演奏会です。
観客は保護者と去年の卒業生限定。
次男は打楽器担当。
とてもいい演奏会でした。
向いていることが見つかるとき
単なる親バカ記事になることを承知で書きます!
次男は「リズム感がある」。
これを確信したのは、今年の1月です。
打楽器3人で区のアンサンブル発表会に出た時の演奏。
7,8分の打楽器演奏は圧巻で拍手喝采でした。
次男が担当したのは、打楽器の中では鍵盤と言われる、マリンバ、シロフォン、グロッケン。
楽譜と音源を持って帰って来た時には、こんな難しいのできるのかと焦っていたけれど。
私にとってはいつの間にか上手になって、演奏を聞いてビックリしたのです。
1か月で部活をやめたいと言い出した
次男は最初から吹奏楽部に入っていたわけではありません。
次男は中学に入り、習っていたテニス部に入りました。
しかし1か月後に、
「テニス部は人数が多すぎてコートも使えず上達できない。
吹奏楽に入りたい。クラリネットをやりたい。」
と言い出しました。
クラリネット??へ??って思いました。
実は長男が吹奏楽部だったのですが、長男は根っから音楽好き。
小さい頃からバイオリン(←離婚前・・)をしていて、何年も続いたけど。。
次男は1年ちょいでやめた。。
テニス部が嫌なだけじゃないか??
吹奏楽は練習がきつくて、受験の妨げになるのは了解済。
という思考のもと、すぐには了解しませんでした。
「よく考えてみて。吹奏楽は練習がきついし。なぜクラリネットなの??」
次男は線の細いタイプで、クラリネットよりテニスをしたほうがたくましくなるし!と私は固定観念があり。。
周りの意見も聞きました。
長男と元旦那さんは、むしろやりたいことがあるなら、早いうちに部活変更するべき!と言いました。
子どもは勝手に動く
私が、まだ思い悩んでいるうちに。
次男は吹奏楽の先生に自分の気持ちを打ち明けました。
そしてテニス部の顧問先生にも打ち明け。
あとは親の了解待ちだけ・・という状態になりました(;´Д`)。
結局、やりたい方向に進め!失敗したならまたそこで考えればよい!
と自分の中で答えが出て、了解しました。
クラリネットではなく打楽器になった
入部後、人員が不足している打楽器と本人がやりたいクラリネット、あとオーボエを体験させてもらいました。
「クラリネットよりもオーボエは音が出た!」
「あと打楽器もいい。」
オーボエは私が高校の時に吹奏楽で演奏していたのですが、かなり難しい楽器。
すすめませんでした。
そして、打楽器に決まり。
入部してからは、基礎練と言われるリズムを毎日叩いて練習し。
手首をうまく使いこなすことを覚え。
少しずつシンバル、タンバリン、ドラ、鍵盤系を教えてもらいました。
夢中になったら、環境を整備する
何だか水を得た魚のように、次男は吹奏楽に夢中になり。。
元旦那さんに話したら、3年生に向けてドラムの練習もと、家に電子ドラムも用意してくれました。
リビングに電子ドラムを置きました。
毎日、何かしら叩いていました。
好きな曲を聞いて、なんとなくそれをマネして叩いてみる。
でも、それだけではなんだか上達するには時間がかかる感じがしました。
半年後。
この辺で我流のクセが付く前に、ドラムレッスンを受けさせたほうがいいかも、と思いました。
しかし、次男は塾と部活とが授業のあとにあり、とても忙しい生活。
レッスンを受けるのは次男にとっても、うちの経済状況にとっても厳しい。。
そこで周りに相談してみた結果、毎週ではなく好きなときにお願いできる先生を紹介してもらうことができました。
昨日の演奏会でも、1曲ドラムで演奏させてもらいました。
今思えば、導かれるように打楽器に出会い、夢中になって行った。
そして今思えば、小学校の時の花笠音頭のキレッキレの動きは、リズム感があったからだったのか、、と。
その時は知るよしもなし。。