Jazz大好きシンママucoです☆☆
先日amazonで、Jazz漫画「Blue Giant」中古10巻セットを購入しました。
2日間で読みました。
面白かった!!
あらすじ
バスケで部で限界を感じていた中学生が、JAZZに目覚めてテナーサックスのプロになるという話です。
主人公の「大」は、早くに母親をなくし、父親、兄、妹の3人暮らし。
とても温かい家族で、働くお兄ちゃんが一番いいサックスを大にプレゼントしてくれるのです。
そこから毎日毎日川辺で練習する。
ともかく耳で聴いて、吹く、吹く、吹く。
師匠との出会い。
練習、セッション。
即興演奏。
東京へ。
トリオのメンバーとの出会い。
ライブ、集客。
日本の頂点のライブハウスへ。
と、最初の10巻はこんなストーリー。
この後、大が海外進出する話が、「ブルージャイアント シュプリーム」。
2023年は映画化。
Jazzって何?
最近、Jazzってなんなんだろぅ、、。
なんでやるんだろぅ、、、。
即興演奏ってなんなんだろぅ、、。
私はこのあとどうなるんだろぅ、、、。
何を目的にやるんだろぅ、、、。
耳コピできてきたら、自分のメロディー作ったり、自分らしさを追い求めて行くジャンルだってことは分かってはいるんだけれど、具体的にどういう風に???
ってずっと思っていました。
ネットでいろいろ検索して、読んで、そして漫画買ってみよう!って思いました。
他にも本頼んでます(#^^#)
練習って、ただ練習するんじゃなくて、なんでするのかっていう核の部分がないと、モチベーションがないというか。
だって、即興演奏って、デタラメでは何も響かない演奏になるから。
で、読んでみて思ったこと。
Jazzってのは、演奏家の情熱と演奏家の内面のさらけ出しをその場で他の演奏家と一緒にプレイしながらやる!!っていうスゴイことなんだってこと。
この「Blue Giant」を半分読んだところで、私にとっての「Jazz」って、「熱い」っていうイメージじゃないんだよなぁぁ、、、って思った。
漫画はガチで即興演奏に挑んで、個性と個性のぶつかりあい、闘いっていう感じがあるんだけれど。。
私の中でのJazzは、「癒し」とか「ナチュラル」な感じ、「浮遊感」、「宇宙」、「美しい」、「楽しい」、「キラキラ」な、女子的な部分が多いです。
自分とは違うズレを感じたけれど、「即興演奏」についての理解は深まりました。
なぜ即興演奏をするのか。
それは、「芸術家が瞬間的に情熱を爆発させる」、そんな感じかなぁ、、と思いました。
生演奏で得られるもの
Jazzの生演奏は、テレビやスマホで見るのとは本当に違う。
若い頃、Blue Noteで聴いた音、この間Jazz Barで聴いた先生たちの音。
その場で作られるものすごい空気に乗った温かい緊張感のある洗練されたお洒落なサウンド。
これは、聴いた後何日も余韻が残って、本当にすごいシャワーを浴びたような感じになる。
今はJazzはマイナーなジャンルで、コロナ禍もあり、わざわざライブハウスに聴きに行く人は少ないけれど。
やっぱり聴きに行かなくちゃ!!って思いました。
その場に行って、全身でその感覚を感じることによって、分かることがたくさんあるのです。
そして、社会にとってJazzっていうジャンルは、やっぱり必要なんだ!って思いました。
難しくて理解しづらい音楽でも、BGMとしてはもうどこの店でも流れている。
そして、このライブやセッションっていうのは、JAZZの即興演奏っていう情熱を見ることのできる、すごい場なんだってこと。
情熱でなくても、近所のセッションだって、素人同士が合わせること自体、音と音でコミュニケーションするとっても楽しい空間なのです。
自分の生活が仕事だけだったら、、。
それこそ社会の歯車で、感情がなくなっちゃうかも。。。
仕事は仕事で、お客さんの役にたって、お金をいただいて、そして生活ができるという、やりがいは多いに感じているのだけれど。
だから、音楽とか、美術とか、ダンスとか、スポーツとか、楽しい、カッコいいこと。
これが、人が人として生きる為には、絶対に必要なんだってこと。